国内最大の総合ポータルサイトYahoo! JAPAN
現在の国内検索エンジンシェアから、主にどのような検索エンジンが利用されているか、主要検索エンジンの利用状況をご紹介します。登録申請を行うにあたり、ユーザーの利用意識や、その他ポータルサイトの相関関係などを確認しましょう。Yahoo!は、独自のロボット検索エンジン(YST)を主体とした検索サービスと、Yahoo!オークションやYahoo!ショッピングをはじめとする各種ウェブサービスの展開により、更に幅広い利用者層に支持されています。
Yahoo! JAPAN
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米Yahoo!社が運営するポータルサイトの日本版として、ソフトバンクとYahoo!社の共同設立によるヤフー株式会社が運営する、国内最大の総合ポータルサイトです。1996年4月から「Yahoo!JAPAN」として日本語でのサービス提供が開始され、ディレクトリ型検索エンジンを中心に発展してきました。現在では独自のロボット検索エンジン(YST)を主体とした検索サービスと、Yahoo!オークションやYahoo!ショッピングをはじめとする各種ウェブサービスの展開により、更に幅広い利用者層に支持されています。また日本国内に限らず、世界でも有数のポータルサイトとして世界中で多くの人に利用されています。
Yahoo!JAPAN トップページ
「ウェブ」 YST(ロボット型検索エンジン)による検索
「登録サイト」 Yahoo!カテゴリ登録サイトの検索
YST(Yahoo Search Technology)について
YSTとは、Yahoo Search Technologyの略で、米Yahoo!の開発した独自のロボット検索技術です。2004年5月31日から、Yahoo! JAPANでは従来採用してきたGoogleロボット型検索エンジンから、自社のYSTに変更しています。現在、Yahoo! Japanの検索結果として、まずはカテゴリ登録されたサイトがあればそれらを表示し、次いでYSTによる検索結果が表示されています。
Yahooカテゴリについて
Yahoo!JAPAN トップページの検索窓の上部にある「登録サイト」をダブルクリックすると、Yahoo!カテゴリページが表示されます。
Yahoo!カテゴリとは、同じテーマごとに階層で分類された巨大なリンク集で、Yahoo!JAPANスタッフによって1日平均で約300サイトが登録されているディレクトリサービスです。Yahooカテゴリに掲載されているサイトは、YSTでの検索結果でも優先的に上位表示されるため、Yahoo!カテゴリへ掲載されることにより、Yahoo!へのSEO対策として高い効果が得られます。
Yahoo!カテゴリへの登録は、Yahoo!ビジネスエクスプレスという有料審査サービスにて審査を通過することで掲載されます。このサービスの受付は、主に商用目的のサイトを対象としたサービスとなり、サイトが取り扱う内容によって、通常の「一般カテゴリ」と、ある特定のジャンルに限り「特定カテゴリ」として差別化され、それぞれ審査料金も異なります。
Yahoo!JAPANによる規定をクリアしているサイトのみ登録されますが、審査不通過となった場合でも、その原因について指摘した内容が審査結果として送付され、30日以内であればその料金内で再審査が可能です。また、商用目的のサイトでない場合には、無料審査が可能となりますが、審査の規定が厳しく、現状では審査を通過できる可能性が大変低くなっています。
まだまだ根強い人気!Yahoo!カテゴリ
2008年1月から、Yahoo!JAPANトップページが大きくリニューアルされ、デザインやメニュー配置などが一新されました。このリニューアル前後の利用状況の変化について、ネットレイティングスが調査した結果、Yahoo!カテゴリ検索についての興味深い内容が発表されています。
Yahoo!JAPANでは、開設以来トップページ中央にYahoo!カテゴリへの入り口となるテーマ別の階層リンクを表示していましたが、今回のリニューアルで表示されていないことが大きな特徴として話題になりました。その理由は公表されていませんが、最近ではディレクトリ検索の割合が減少傾向にあるうえ、これによってYahoo!カテゴリ利用率の大幅な減少が予想されていました。 しかし予想に反し、リニューアル後の1月のYahoo!カテゴリの利用者数は、僅かながら増加傾向にあることが分かりました。トップページ経由からの利用者数は大幅に減少したものの、新トップページの上中央に配置されたYahoo!ニュースの利用者数が急増した影響もあり、ニュースページや検索結果ページからのリンク経由による利用者数が大幅に増加したことが原因とされています。
今回のリニューアルは利便性の向上が狙いであり、Yahoo!JAPANが自社の”売り”であるカテゴリ表示をトップページからあえて外した理由は、このような利用傾向の流れを推測した結果であったことも考えられます。Yahoo!カテゴリ利用者数は、Yahoo!JAPAN全体の利用者数の約19%にもなり、欧米各国でのYahoo!カテゴリ利用者数の割合が1%にも満たないことから考えると、この非常に高い数値は日本特有で、国内においてディレクトリから「登録サイト」を検索する傾向がまだまだ根強いことが確認されました。 このように日本でディレクトリ検索の需要が現在でも大きい背景には、国内検索事情におけるYahoo!カテゴリの定着とYahoo!JAPAN人気そのものが大きく影響していると考えられます。


「Yahoo!カテゴリ」の直前参照サイト別利用者数
(家庭のPCによるアクセス)
(ブルー:2007年12月、グリーン:2008年1月)
このように、新トップページ経由の利用者数が大幅に減少している反面、Yahoo!ニュースや検索結果ページからの流入が増加し、全体の利用者数増加に作用しています。リニューアル後の1月のYahoo!カテゴリの利用者数は、912万人となり、前月比の2.2%増加しています。
Yahoo!JAPAN検索機能の特徴 キーワード入力補助機能について
キーワード入力補助機能とは、Yahoo!検索トップページから「ウェブ検索」ページに入り、検索語入力欄にキーワードの一部を入力すると、検索キーワードの候補が自動的に表示される機能です。候補のなかに、入力しようとしていたキーワードが見つかれば、最後まで入力する手間が省け、効率よく検索できます。
ここで表示される候補は、Yahoo!JAPAN独自の自動表示により、入力した語句を含む、よく検索されている検索語が関連性の高い順に表示されます。この候補として表示される検索語は、キーワードとして人気が高まることが考えられるため、キーワード選定においても参考にしていく必要があります。ここで注目したいのは、固有な企業名や商品名等も候補として表示されるということです。つまりよく検索されている有名企業や人気商品などが候補に表示されることで、更に検索される率が高まるというわけです。
この機能の使用率が普及すれば、検索エンジンマーケティングにも大きく影響することになるでしょう。
Yahoo!JAPAN「ウェブ検索」画面
Yahoo! 商品検索
Yahoo!商品検索とは、2005年2月17日にベータ版として提供が開始されたショッピングサイトの商品を対象とした検索機能です。検索対象はYahoo!ショッピングの店舗をはじめ、Yahoo!カテゴリに登録されているショップサイト、検索エンジン用ロボットが自動収集した楽天市場、Amazon.co.jpなどの有名ECサイトで取り扱われている商品が対象となります。
この商品検索を利用するユーザーは、既に購入する商品が決まっている場合や、掲載されている内容次第で購入するといった、目的と高い購買意欲を持って検索しているケースが非常に高くなります。ここに商品が掲載されることで、より見込み顧客に近いユーザーに対し効率よくアプローチすることができ、さらに購買率を高める効果が期待できます。


